親が不在だと思われない工夫を!

住まいへの侵入犯罪は泥棒だけではありません

西日本のある県で恐ろしい事件が起こりました。34歳の男が小・中学生の女子を狙って家に侵入し、乱暴を繰り返していたのです。

子供達の下校時「この子だ!」と思う子の後を付けて自宅を確認し、子供が自分で鍵を開けて入れば親が不在だと分かります。
すかさず無施錠の窓から侵入し、カッターナイフを突き付けて犯行に及んでいたのです。

こうした場合、まずは施錠の徹底など、通常の侵入対策を講じておく必要があります。
しかし、問題は他にもあり、子供が玄関の鍵を開けた瞬間に押し込まれたり、子供が留守番中に宅配便を装って玄関を開けさせ押し入る事例も目立ちます。極力、子供を一人にさせないことが一番の対策ですが、現実にはそうはいきません。

家の周りの照明や鍵の点検など、自分の家の防犯チェックをすぐに始めて下さい

対策としては、子供が帰宅した時、周囲を見回して不審な人物がいないことを確認し、家に家族が居なくても「ただいま」と大きな声で言ってから家に入るなどが挙げられます。留守番中に人が訪ねてきた場合でも、親の不在を悟られるのは危険です。かといって、インターホンなどに出ないと留守宅と思われ、空き巣犯に入られる心配もあります。
 幼い子供が臨機応変な受け答えをするのは難しい面もありますが、インターホンなどが鳴った場合は「お母さん今手が離せないので後で来てください」と言わせるなど、上手に危険を回避する対応を、日頃から教えておく必要があるでしょう。

設備面では、玄関に防犯カメラや録画機能があるカメラ付きインターホンを設置すると、犯罪者をけん制する効果があります。

また大きな音の出るワイヤレスの非常押しボタンを設置し、身に危険を感じたらすぐに押せるようにしておく手もあります。いずれにしても、侵入させない・近寄らせない対策が前提であり不可欠です。家の周りの照明や鍵の点検など、自分の家の防犯チェックをすぐに始めて下さい。

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