火災保険って必要?(前編)

火災や自然災害に備えて住宅の保険のことを知っておきましょう!

保険の重要性について

住宅購入をする際に考えられる保険はまず火災保険が思いつくことでしょう。最近では、地震に備えて、地震保険などの加入を検討される方も多いのではないでしょうか?

またゲリラ豪雨などの影響による水害や土砂崩れなどの自然災害に対応するために、どういった保険があるのかを知っておきましょう。ここでは自然災害に備えた保険の重要性についてご説明していきます。

 災害に対応している保険の種類は?

自然災害による住宅のトラブルに対応している保険には、損害保険会社が提供する火災保険と協同組合などが運営する火災共済の2種類があります。火災共済は掛金が安く加入しやすいものの受け取れる共済金が少ないというデメリットがあります。一方、火災保険は保障内容を選べることや受け取れる保険金が多いといったメリットが多いのが特徴です。

それぞれにメリットとデメリットがあるので、掛金の負担や補償内容を比較しながら自分の希望に合った方法を選んでいきましょう。

 自然災害をカバーする保険の掛け金

自然災害にはどのようなものがあるでしょうか?
損害保険会社の火災保険は、住宅ごとの契約となるため、火災・水災・風災などの中から希望する対象を選ぶことが可能となります。地震保険を組み合わせてさまざまな自然災害からマイホームを守ることもできるのです。

しかし、様々な災害に対応させようと多くの保険を選択すると、その分掛け金も高くなってしまいます。
一方、火災共済は営利目的ではなく、加入者全体で補償を共有するスタイルであるため掛け金が少ないのが特徴です。ただし、瑕疵保険のように自分の希望で災害の種類を選ぶことができないことを知っておきましょう。

 自然災害で害があった場合、いくら給付されるか?

自然災害による被害が出た場合、どれくらいの給付金が受け取れるのかも知っておきましょう。
掛け金の負担ばかり気にするのではなく、給付額にも注目しながら保険を見極めていかなくてはいけません。

火災保険の場合、実損価格で保険金が支払われるのが一般的です。そのため、契約した金額までを上限に給付を受けることができます。ただし、住宅の損害状況、全壊や半壊といった基準があり、保険会社の判断によって、給付額も変わってくることも認識しておきましょう。
火災共済の場合は40~60万円と上限が定められているため、大規模災害時は給付金で修復や修繕が賄えないこともあります。

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