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泥棒は侵入する前、狙った家をしっかり下見します。
多くの泥棒被害現場を検証すると、被害に遭う家の周辺環境にも狙われる原因のあることが分かります。
泥棒は侵入する前、狙った家をしっかり下見します。
いつ頃留守にするのか?いつ頃寝静まるのか?それらを見定めてから侵入口を決め、犯行に及ぶのです。
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問題は下見されやすい施設や場所が家の周辺にあるかどうかです。例えば、公園・神社・寺・大型スーパー・パチンコ店などの遊戯施設、またはコンビニ・ファミリーレストランなどです。不特定多数の人が出入りし、長時間滞在しても怪しまれない施設が家から見える所にあれば、狙われてもおかしくありません。
一番観察しやすそうな場所
ある町で、一つの区画に二十棟の家が建っており、そのうち三軒がそれぞれ二回、泥棒に入られたケースがありました。この三軒は道路の反対側の公園から、家人の出入り全てが観察できる建物だったのです。
恐らく犯人は最低でも数時間かけて、それぞれの家の様子をうかがっていたと思われます。実際その公園へ行き、一番観察しやすそうな場所に立ってみると、周辺には同じ銘柄の煙草の吸殻やジュースの空き缶が落ちていました。
そこにはベンチも無く、ただ雑木が茂っていました。
公園から家はよく見ることができても、家の方からは雑木に遮られ人の姿が見えにくい状況でした。
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不審な車や人を見掛けた時は迷わず警察
一度、ご自分の家の周りをチェックし、周囲に家を観察しやすい場所があれば、早急にしっかりした防犯対策を施すことをお勧めします。対策として一番良いのは、一目で留守であることや消灯したことが分からないようにするほか、セキュリティシステムや防犯カメラやセンサーライトを目立つように設置することです。
また時々家から周辺の施設を、逆に観察する習慣を付け、
不審な車や人を見掛けた時は迷わず警察(110番)へ電話をすることです。
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いつ誰があなたの家を観察しているか分かりません。くれぐれもご注意を!