木の香りをかいだマウスの記憶障害が改善
マウスに記憶障害を起こさせ、その後木の香りを嗅がせた実験では、木の香りを嗅いだマウスの方が記憶障害が改善しているという結果が出ました。
マウスは初めて見る物体に興味を示す性質があります。試験前日にボールを2つ見せ、当日に片方のボールをサイコロに変更。マウスに薬品を使って記憶障害を起こさせ、その後木の香りを嗅がせたマウスと嗅がせていないマウスを比較したところ、香りを嗅がせたマウスはサイコロに興味を示す時間が長くなりました。
出典:2018年 岐阜大学応用生物科学部 光永徹教授 実験データ