恐ろしい時代になっています。「盗られる物が無いから」「お金持ちじゃないから」「泥棒が狙うような大きな家じゃないから」そう思って安心して生活を送っていた家が次から次へと被害に遭っています。
しかも問題なのは留守中を狙って犯行する従来型の泥棒とは異なる、
凶悪な事件が多発していることです。
侵入犯罪はこれまで、留守中・就寝中に入り、家人に見つかったら逃走する窃盗事件が主でした。しかし最近では家人にみつかったら「居直る」、留守中に侵入して家人が帰宅するのを「待ち受ける」、さらには朝・昼・夜を問わず押し入って家人を縛り上げ、金品やキャッシュカードを奪う侵入強盗事件へと、その内容が大きく変わってきました。
最近多発している凶悪事件で、高齢者宅に個人情報を取るためにアポ電と言われる電話が入り、その後強盗事件が起きています。
恐ろしいのは侵入犯が簡単に家人へ暴力を振るい、時には命を奪う事態にまで発展する事件が増えていることです。
私達は早急に侵入犯罪に対する意識を変えなければなりません。
犯罪手口の巧妙化や犯罪多発の要因は多々ありますが、最も大きいのは、この国に住む我々が、いつまでもかつての”安全神話”に浸っていることです。侵入犯罪を行う側と被害に遭う側とのギャップの差が犯罪発生につながっています。
留守がちの家、高齢者のみで暮らす家庭、一人暮らしの人はもちろん、各家庭で早急に防犯対策を施す必要があります。
特に今まで侵入盗の被害や侵入未遂に遭ったことのある家庭は「狙われる家」ということを証明されてます。必ずもう一度狙われると認識しなければなりません。
最近では、防犯対策グッズやセキュリティシステム・防犯性の高い建材など、様々な物が出ています。
こうした物も参考に、住まいや身の安全を守る対策を考えるべきです。
今すぐ対策を!