内装にはどれぐらいこだわったらいいの?

 内装の色選びは部屋によって考える

部屋のイメージを大きく左右する要因の一つに色の選択があります。
例えば、天井を濃い色にすると、天井が低く感じられてしまい、圧迫感が生じます。また、壁の四方を濃い色で固めてしまった場合も同様です。
部屋を広く見せようとするならば逆に、床の色を濃くして天井と壁の色を薄めにするのが基本です。そうすると、床の重量感が増し、コントラストの効果によって実際より部屋が広く、天井が高く感じるようになります。
ただし、寝室などはあまり広々としていると落ち着かないといったケースもあるかもしれません。
その場合は壁を薄い色にしつつ、天井と床の両方を濃くしてこぢんまりとした中にも落ち着いた雰囲気を演出してみるのも一つの手です。

部屋の用途によって、色の使い方も変えていく必要があるので、住宅会社との色決めの際にも気つけていきましょう。

 子供部屋は、家具などで間仕切りをするなどの工夫も

部屋数に関しては、お子さんが成長した時のことを考えて、子供の人数分の部屋数を要望されるケースが多いようです。

しかし、快適性や将来的な可変性を求めるなら、部屋数は少なめにしておくことをおすすめします。

部屋数が少ないほうが、日当たりや風通しは良くなります。また部屋数を増やすと仕切る壁の量も増えるため、照明や建具の数も増加し、建築費は膨らんでいきます。
子供部屋をずっと使うのであればよいのですが、子どもが大きくなり、独立していった後に夫婦2人だけになった場合、使わない物置になる部屋がいくつもできてしまうのです。
部屋数は最小限にとどめておいて、必要があれば家具の配置やパーテンションなどで区切って部屋数を増やせるようにすることも検討してみましょう。

 部屋の広さや内装デザインは?

トイレや洗面所をゆったりとした広さにしようとすると、リビングが狭くなってしまいます。また、子ども部屋を広くしたのに、子どもがその部屋を全く使わないなどといったケースもあるようです。

各部屋については必要なスペースにとどめておき、家族が集まるリビングは広めに取るといった形で用途に合わせた間取りを住宅会社と相談しながら、設計していきましょう。

注文住宅の場合、つい内装も個性をだしたくなり、特徴的なものにしようと考えがちです。
しかし、住宅は数十年単位で暮らしていくものです。そのため、奇抜なインパクトがあるものにしてしまうとすぐに飽きが来てしまいます。また置ける家具のデザインなども制約が出てしまいます。

内装はシンプルにしておくと飽きの来ない安らぎの空間を演出することが可能です。シンプルだからこそ、そこにさまざまなインテリアを配置する楽しみも生まれてくるのです。長い年月の間、愛着を抱き続けられる家にするには無駄を省いたシンプルなデザインをおすすめします。
色々な内装デザインや部屋の設計事例などを自分でも調べていきながら、住宅会社にしっかり相談を持ち掛け、理想の家づくりを実践敷いていきましょう。

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