ワークスペース用に書斎が欲しい!(前編)

テレワーク時代の新しい住まいを!
在宅時のワークスペースに書斎やWEBコーナーをもとう

新型コロナウイルス感染拡大により、テレワークが多くの企業でも導入され、新しい働き方と住まいの役割が求められるようになりました。

日本では浸透していなかったテレワークという働き方が、突然浸透し始めたことで、それに戸惑う働き手や、「そもそも仕事をしたりする場所や環境が整っていない」と戸惑う方も多かったのではないでしょうか?
新しい働き方となったテレワークに活用できる書斎やWEBコーナー、そして住まいづくりの考え方についてお伝えしていきます。

住まいの役割の変化

テレワークという働きが浸透してきて、明確になったことは何でしょうか?
以前は、働き手にとって、“家”は寝ることができればOKという空間であったことも否めません。普段はオフィスに顔を出し、会議を行い、ディスクワークを行うために、仕事をしたりする場所は自宅には必要ありませんでした。

またカフェやレストランで過ごすことで、リビングやダイニングでくつろいだり、食事や会話を楽しんだりする居室空間の役割をそこに持たせていたため、“家”は寝るためだけの役割になってしまっていたのかもしれません。
今回いざテレワークをしようとしたときに「仕事をできる場所がない!」ということに直面された方も少なくないと思います。
ベッドの横に小さなテーブルを置いて仕事をする、子供たちが自宅学習を行っている横で仕事をしなくてはならないなど、全く仕事ができる環境がない状況であることがこの1年間で露呈されてしましました。
もう少し「家」の住環境が豊かだったら・・・と思われた方も少なくなかったのではないでしょうか?
テレワークに限らず、趣味や自分だけの空間を作ることで、「家」の中での暮らしをさらに充実させていきたいと意識が高まってきています。

書斎をもつことのメリット・デメリット

「テレワーク時のワークスペースが欲しい」「マイホームを持ったら、自分だけの空間が欲しい」「思い切り趣味が楽しめるスペースがあるのが理想」という方には、ぜひ「書斎」を持つことをおすすめします。

「書斎」と言うと、「厳格なお父さんが読書や仕事をするスペース」といったイメージを持たれがちですが、現在では「書斎は落ち着ける自分だけの空間」というコンセプトのもとにスペースを確保している方も多いようです。マイホームに書斎を設けることのメリットや理想的な書斎のレイアウトなどについて解説していきます。
書斎は「男性のためのスペース」と限定的なイメージを持たれがちですが、今は仕事をしている女性も多いのですから、男性だけでなく女性にとっても、特にテレワークという働き方の中では住まいに「書斎は必要不可欠」と言えるでしょう。
「書斎」の活用方法としては、さまざまなことが考えられます。まず、パソコンを使っての作業やWEBを活用したリモート会議を行うなど、ワークスペースとして活用されるケースが多いのではないでしょうか?
その他には、「完全なる趣味のスペース」として活用されています。例えば、ギターやウクレレなどの楽器を演奏したり、手芸などを楽しんだりする趣味があるのであれば、書斎を設けるのは特におすすめです。こういった趣味であれば、それほど大きなスペースでなくても十分に楽しむことができます。

個室タイプの書斎を設ける

個室タイプの独立した空間であれば、邪魔のされにくい自分の時間を楽しむための書斎となります。もちろん、テレワークなどの仕事に集中できる、WEB会議などにも子供が入り込まない!といったメリットもあります。

最近では、DEN(デン)という言葉も登場しています。巣・洞穴を意味する言葉で、これまで納戸扱いだった空間に新たな役割が与えられ、実際にここを書斎として活用している人も多いようです。
個室タイプの書斎は独立性が高く、使う人の色に使い方や趣味嗜好に染まっていきます。そのため、ひとつの個室を家族全員で共有するといったスタイルにはあまり向いていないようです。

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