トイレ・浴室の小窓も危険

戸建て住宅に泥棒が侵入する手口で最も多いのが、窓ガラスを破り錠を開ける手法です。

工具などを使った「こじ破り」「突き破り」「たたき破り」のほか「焼き破り」「投石」など、様々な手法で窓ガラスを壊してしまいます。

 侵入口として特に多いのは掃き出し窓ですが、出窓やトイレの小窓からの侵入も目立ちます。「まさかこんな狭い所から…」そう思われても不思議でありません。泥棒は30cm角もあれば入り込んできます。特にトイレ・浴室・洗面所などは入口に扉が付いており、ガラスを割る音が他の部屋に聞こえにくくなります。泥棒はそこまで考え犯行に及びます。

侵入の際、最も好むのが人目に付かない場所です。
物置の裏や茂った植木の陰、敷地を囲う高い塀と建物の間など、外部から死角の場所にある窓は狙われます。

この死角部分からの侵入が危険なのは、外から帰宅した際、泥棒が中に居ても気付かないことです。「騒ぐな、静かにしろ」と言われた時はもう手遅れです。「待ち受け強盗」の被害に遭ってしまいます。
 「留守中は家にお金を置かない」という人も安心ではありません。ほとんどの人がキャッシュカードを持っています。わずかな在宅金より最初からこのカードを狙って家人を待ち伏せする侵入強盗が起きています。
 最近多発している手口が「焼き破り」です。ガラスを割る時大きな音がせず、道具として使われる物は市販品で流用出来ます。簡単に出来る侵入方法であるため全国に広がっています。

対策としては、やはり防犯ガラスや防犯フィルムを入れ補助錠を施します。そしてガラスにヒビが入っただけで大きな音がするアラームを設置することです。

もちろん、外部から敷地内の見通しを良くし、
夜間人が近づくとパッと明かりが付くセンサーライトを設置、敷地には人が踏むと音のする防犯砂利を敷くなどの対策を講じるとよいでしょう。

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