新しいお家に合わせて、ダイニングテーブルを無垢板で新調したい。
そんな方に今日はダイニングテーブルの選び方についてご紹介したいと思います。
さて、無垢板とは天然木からそのまま切り出した板のこと。
その中でもテーブルとなれば “一枚板”と “接ぎ板”(はぎいた)があり、この違いは接いであるか接いでいないかということです。
上の写真の左が一枚板、右が接ぎ板です。
右の写真には少し分かりやすいように左側の部分だけ接いである部分に赤色の線を入れております。
一枚板
★メリット
天然のものなので、接着剤等余計なものは使っていない。
人口的には作りだせない木目や耳がある。
★デメリット
板にもよるが、基本的に高値である。
反りや割れが発生する可能性が高い。
接ぎ板
★メリット
反りや割れが発生する可能性が一枚板より低い。
基本的に一枚板より安価である。
★デメリット
接着材をつかっているため体に良くないものもある。
一枚板より長く使えない可能性が高い。
どちらのメリット・デメリットも理解して頂いた上で、選んでみてください。
ただ、どちらがいいか決まっても、まず何を決めてどう動けばいいのか、迷いますよね。
無垢板は基本的に同じものはないので、板にも当然よりますが、市販で量産されているものよりも値が張るものです。
お店に行って見たいけど、押し売りされる気がする…。
なんて思ってしまうことも。
もちろん押し売りしてくるところもないとは思いますが、事前にある程度の情報を持って調べてから来店するといいかと思います。
そう具体的にはこの3つを抑えておけば大丈夫です。
●サイズ
●樹種(色目)
●予算
詳しくみていきましょう。
1つめはサイズです。
例えばダイニングテーブルですと、まず家族が何人いるかによってサイズが変わってきます。
たとえば、「6人家族でダイニングテーブルが欲しい。」
そんな場合は180cmぐらいの長さの板が良いでしょう。
おおよそ一人当たりの横幅が60cmあるとゆとりをもって座ることができます
ですので、4人家族の場合、板の長さは120cmとなります。
幅はおおよそ80cm前後がオススメです。
1m以上あると鍋などをやる時に突っつきにくくなってしまうので要注意です。
2つめは樹種です。
樹種なんて分からない!
もちろん、そういった方が多いと思います。身近にたくさんの木があふれかえっているわけでもないのでわからないですよね。
下の図を見てください。
実はおなじ木でも少しずつ色が違って並べてみると違いは結構あるのです。
ですので、そういった場合は気になる色味を覚えておくといいと思います。
3つめはご予算です。
一枚板は同じ物はなく、規格品ではないので、上をみればたくさんあります。
ですのでおおよその予算でかまいません。
予め決めておくことをオススメします。
あとは気になる家具屋さんや一枚板屋さんにお問い合わせをすれば大丈夫です。
ぜひあなただけの一枚を見つけてくださいね!