なにより大切なのは『生命』

簡単に他人が家に入れないような防犯対策を講じること

住宅に侵入してきた泥棒が家人に見つかっても、逃げずに居直り強盗になったり、家人が居ることを承知で押し入ったりする時代になってしまいました。

もちろん、最も大切なことは、簡単に他人が家に入れないような防犯対策を講じることです。
そして、万が一侵入された場合を想定し、振る舞い方や財産の守り方も具体的に考えておく必要があります。

 こんな事件がありました。Sさん(六七)宅に、深夜一時過ぎ、刃物を持った男三人が風呂場の窓ガラスを割って侵入し、寝ていた夫婦をロープで縛り上げ「金庫を開けろ!貴金属を全部出せ!」と脅しました。金庫を開けましたが現金は入っておらず、土地の権利証と株券などが入っていただけでした。別の箱から高価な貴金属を奪った犯人達は、夫婦の口をガムテープでふさぎ「静かにしてろ!」と言い残して、その部屋を出ていきました。

結果的に重大事件を招いてしまいました

犯人達が立ち去ったと思った夫婦は何とか自力でロープをほどき、念のため室内にあった木刀を持って隣の和室の様子を見に行きましたが、タンスを物色していた犯人に気付かれて襲われ、全治一か月の傷を負いました。犯人達は、その後すぐに逃走したということです。

金庫にお金が入っていなかったので、他の場所に隠されていると思った犯人達は、家中を物色し続けていたのです。
また、木刀を持ち出したことで、結果的に重大事件を招いてしまいました。

昨今の強盗に対処して身を守るには、金庫にある程度のお金を入れ、貴金属も高価な物は銀行の貸金庫に保管した上で、残りを家に置くなどの工夫をした方が良いでしょう。また、いかなる場合であっても決して犯人に抵抗してはいけません。緊縛強盗などの被害に遭った場合でも、しばらく様子を見て、すぐに行動を取らないことです。繰り返しますが、大切なのは早急に防犯対策を施して、犯罪者が嫌がる侵入しにくい家にすることです。

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